航空自衛隊が「自由で開かれたインド太平洋」の維持・強化に資するため、コープ・ノース23(Cope North23 : CN23)における日米豪共同訓練を実施するにあたり、JAAGA前原理事長(山田理事及び福永理事同行)が
2月6日(月)に横田基地に航空総隊司令官内倉浩昭空将(副司令官森田雄博空将及び幕僚長佐川詳二空将補同席)、府中基地に航空支援集団司令官森川龍介空将(副司令官川波清明空将補及び幕僚長佐川浩彦1等空佐)を訪問し、CN23における「日米豪の共同訓練」及び「人道支援・災害救援活動に係る共同訓練」に参加している航空総隊及び航空支援集団の参加部隊への激励品の目録を両司令官に手交し、訓練の成功を祈念した。
懇談においては両司令官の「本訓練においては、新たな取り組みも盛り沢山で充実した訓練になる」等のお話から、参加する隊員たちが躍動する姿を感じ取ることができた。前原理事長から両司令官に日頃のJAAGAの活動へのご理解とご支援に感謝の言葉が伝えられた。
激励品は、翌日グアムに送られて内倉航空総隊司令官及び川波航空支援集団副司令官からそれぞれ参加部隊に手交された。 (福永理事記)
航空総隊司令部にて(左から)佐川幕僚長、森田副司令官
内倉司令官、前原理事長、山田理事、福永理事
航空支援集団司令部にて(右から)佐川幕僚長、川波副司令官
森川司令官、前原JAAGA理事長、山田理事、福永理事
激励品を訓練部隊指揮官に手交する内倉航空総隊司令官
激励品を訓練部隊指揮官に手交する川波航空支援集団副司令官
(参考)CN23における日米豪共同訓練の実施概要
(航空自衛隊報道発表資料 令和5年1月27日 引用)
1目的
日米豪の共同訓練を実施し、実戦的訓練環境の下、部隊の戦術技量、
日米共同対処能力及び参加国間の相互運用性の向上を図る。
また、日米豪の3カ国にフランス及びカナダも加えて人道支援・災害救
援活動に係る共同訓練を実施し、部隊の能力及び参加国間の連携要領
の向上を図る。
2 期間 令和5年1月23日(月)〜同年3月4日(土)(訓練期間:令和5年2月8日(水)〜同年2月24日(金))
3 実施場所
(1)アメリカ合衆国グアム島
(2) アメリカ合衆国北マリアナ諸島
(3)前2号に規定する場所の周辺空域
(4) パラオ共和国ロマン・トメトゥチェル国際空港
(5) 海上自衛隊硫黄島航空基地
4主要参加部隊等
第8航空団(築城)、第9航空団(那覇)、航空戦術教導団(百里等)
航空救難団(入間等)、警戒航空団(浜松)、第1輸送航空隊(小牧 )
第2輸送航空隊(入間)、第3輸送航空隊(美保)、航空保安管制群(府中)
航空気象群(府中)及び航空機動衛生隊(小牧)
F-15J/DJ×6機、F-2A/B×6機、UH-60J×1機、E-767×1機
K/C-130H×2機及びKC-767×1機人員約500名